倉庫に眠っているちょっとこぶりな原板。
ダイニングのテーブルには小さすぎるし、小物用に切り刻むのはもったいない。
こんな材料をどないしようかと、小泉誠さんのデザインで誕生したテーブルです。
どんなカタチにするか、無垢板をじっと見つめて対話して、
元のカタチ、木目の表情を活かしながら、思いつくままにチョークで線を描いていく。
樹種も木目もカタチも世界でただ一つ。ちょっとずつつくっています。
河原の石ころが一つひとつ違っているように、材料一枚一枚の原型をいかしたカタチ。一期一会の思いで描くデザインです。 |
小ぶりでも、大きな一枚板テーブルと同じ厚みの無垢材からつくります。ずっしりとした木の存在感があります。 |
ていねいにきめ細かく磨き上げた木肌。 |
子象のようにずんぐりとした短い脚。 |
デザイナーの小泉誠さん。材料とひとしきり向き合ったあと、チョークを使ってフリーハンドで輪郭を描いていきます。 |
カタチが決まったら、チェーンソーで粗切りします。ふだんの工房にはない大音響で、木屑の飛び散り方も大迫力です。 |
デザインワークショップでは、脚は枝節のある丸太をそのままいかすことも考えました。小泉さん自ら加工してデザインを詰めていきます。 |
石ころ形の天板を支える脚はどれがいいか。幾種類もの試作をくらべてみながら、子象脚が生まれました。 |
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